三浦春馬さんが亡くなられたということが、今もまだ信じられません。
こんなに若くて、才能があり、皆に愛されている方の突然の悲報。
うそ?なんで?
という会話が日本中で聞かれたに違いありません。

三浦春馬さんを知ったのは、2006年のTVドラマ「14歳の母」。
ごく普通の中学生未希(志田未来さん)が、わずか14歳で母になるというショッキングなストーリーでしたが、その中で大切なメッセージもたくさん織り込まれていて、いつか娘に見せたいなと思った記憶があります。(結局見せていませんが・・・)
その相手役が春馬さんでした。

「僕のいた時間」では、難病ALSの主人公の心の機微を見事に演じられていて、私は今でも春馬さんを見るたびにこのドラマを思い出していました。

最近ではドラマだけでなく、ミュージカルでも大活躍。
私は生の舞台は拝見できませんでしたが、TVで春馬さんの歌を聴き、こんな才能をお持ちだったのかと驚いていました。

順風満帆な若い才能が、どうしてこんな形で終わりを迎えないといけないのか、誰も納得ができません。とても残念です。悲しいです。
周りの方も気付かなかった・・・それくらい周囲に気を遣って生きておられたのでしょうか。
多くの方に愛され、応援されているなら、こんなことになる前に周りの方に本音をぶつけていただきたかった。

音楽の日の生放送で、親しい友人であった城田優さんが目を真っ赤にして涙をこらえて歌い切っておられた姿にプロの精神を見ると同時に、こんなに人を悲しませるようなことは、やはり絶対に避けなければと思いました。

SNSという手段はとても便利ですが、時には人を傷つける凶器にもなりえます。
これからの報道でも、誰かを傷つけたり、悩んでいる人を追い詰めたりすることがありませんように。
多感な若い方たちが温かく守られる世の中でありますように。


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