演劇・音楽・映画業界の有志が手を取り合い、国に公的支援を求めるプロジェクトがスタートしました。
文化芸術復興基金とは
話し合いの動画も是非ご覧ください↑(1時間40分くらいありますが)

5月22日には、衆議院第一議員会館で『文化芸術復興基金』の創設を目指し、関係省庁に対して統一要望書や署名が提出されました。
「コロナ時の補填のみならず、コロナ終息後の復興支援の土台として強く要請していくつもり」とのことです。

立憲民主党代表の枝野幸男氏は
「新型コロナウイルスの性格上、ミニシアターや劇場など、文化を支えていただいている皆さんの場が、一番最初に自粛をしてもらわなくてはならず、おそらく最後まで自粛が求められる」

「憲法25条でも『健康で文化的な最低限度の生活』を保障している。健康だけ大切なのではない」

共産党委員長の志位和夫氏は
「芸術文化は贅沢品ではなく必要不可欠なもの。日本は根本的に考え方を変えなくてはいけない」
「(文化芸術事業は)大きな損害を出しながら感染拡大を防ぐために頑張ってこられた。政治家はそれに対して補償の責任を果たす役割がある」


文化芸術振興議員連盟で事務局長を務める伊藤信太郎氏(自由民主党)は
「文化芸術は人間の存在理由の本質的な部分だと思う。コロナの厳しい状況の中で、文化芸術を守るというところでも国としての品格が問われている」

「文化芸術が大事だというのは、イデオロギーや政治的な立場を超えたところにある。議連でも公的支援を十分に入れるべく(国に)強く申し入れた」

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記事の中の画像を見ても分かるように、日本は文化予算がとても少ないですよね。
文化・芸術をどれだけ大切に思っているかは国によって違いますが、残念ながら
日本ではまだまだ意識が低いと言えます。

こういう時だからこそ、人々の心に希望を灯すのは芸術の役割。

政治家の方が、このような声を上げて意見書を出してくださるのを待っていました。
政府が芸術を力強く支援してくれたら、どんなに心強いでしょう。
個人で寄附をするだけでなく、社会全体で文化を守っていけますように。


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