ミュージカル観劇史

ミュージカルを愛して30年!その感動を仕事や日々の生活に繋げようと思って暮らしています^^

2017年04月

待望のディズニー映画「美女と野獣」字幕版で見てきました。
映画は日本全国一斉に公開されるので、田舎でもスグ見に行けて嬉しいです。

吹き替え版キャストも気になりつつ、まずは字幕版でオリジナルの台詞や歌を堪能したいと思いました。映画のスケジュールを見ても、吹き替え版に比べて字幕版は回数も少なく・・・(うちの近所の映画館では1日2回上映のみ。なんで?)
これは、早く行かないと見そびれてしまう!!とリトルマーメイドの興奮冷めやらぬ状態で出掛けました。

さて、この字幕版が非常に素敵で・・・「美女と野獣」は、四季が上映する前から映画(アニメ)も大好きだったので、とても長い付き合い。古くからの親友のような映画。
それなのに、こんなに感動するとは驚きでした。

では、舞台との違いにも触れつつ感想を書きます。
何も知らずに映画を楽しみたい方は、ここから先は読まないでくださいね^^



まず舞台と違うのは、野獣の育った環境や、ベルの母親についてなど、細やかに描かれていること。映画ならではの具体的な描写も加わって、よりリアルな人物像が浮かび上がっていました。
ベルの抱えている孤独感、野獣の悲しみ、野獣の中にあって自分でも気づかない美しい心などが見えてきます。

新たに映画用に作曲された3曲も、それぞれのシーンで心情を表現できていて素敵でした。

舞台では、野獣は本をたくさん持っているけれど、読み書きができない設定でしたが、映画の野獣は高尚な教育を受けており、ベルが口にするシェイクスピアの台詞の続きも口をついて出る・・・この設定はとても嬉しかったです。
私は常々、どうして本も読まない人がベルと心を通わすことができたのか・・・という思いを持っていたので。

ディズニーのヒロインはたくさんいますが、私はベルが一番好きです!
自分を幸せにしてくれる王子様をただ待つ・・・なんて意識は全くなく、心に従って真っ直ぐに生き、自分の足で立っている女性だから。
自分も田舎で生まれ育ち、小さい頃から疑問を抱いてきたところがあるので、すぐにベルと自分を重ねることができてしまいます。
映画の描写がリアルなので、ベルの心もより鮮明に胸に迫りました。

エマ・ワトソンは、ベルのような心をしっかり持っている女優さんだと感じます。
やはりこの作品は、「ベルの魂」を表現できないと生きてきませんよね。
エマの歌も、鈴の鳴るような声で素敵だと思いました。舞台で歌ったら音量不足になるかもしれませんが、映画だからOK!本当に彼女がベルで良かったと感じました。

同時に野獣の演技もとても良かったです。CGのために顔にUVペイントを塗って1万個のドットをつけて撮影したという表情も見事。
野獣の中に「王子の心」があることが伝わります。

舞台では全て「人間」が演じるのですが、本当にポットやタンスを出して、それを動かせるのが映画の強み。
ルミエールの表情も豊かだったし、コグスワースが短い足で歩くのも可愛くて
バラの花びらが落ちる度に、「物」に戻っていく描写も映画ならでは。
だから、最後に「人間」に戻ったときの変化が感じられて、涙が流れました。

王子様に戻った後も素敵で、「お似合いだぁぁ~~
と思いました。(笑)
そしてコグスワースが戻ったとき、「ガンダルフさま~!!」と思いました。(笑)←「ロード・オブ・ザ・リング」の大ファンです。

映画を見て、この作品に改めて惚れ直しました。
たくさんの方に見ていただきたいです。家族にも早速、「強く」勧めました。
さて、日本語吹き替え版は、いつ見ようかな?こちらも楽しみです^^

堀米スカットルに続いて、「有賀セバスチャン」の感想を書きます。

有賀光一さんの舞台は「壁抜け男」の新聞売りでデビューされた頃から観ています。
「夢醒め」のエンジェルやメソでもご活躍でしたね。
有賀さんも「永遠の少年」の役がお似合いの方。

前回の初観劇で飯野おさみさんのセバスチャンを観ており、その違いも楽しみでした。
飯野さんは、落ち着いたベテランのカニさんで、厳しい父のように、時には母さんのような包容力でアリエルを優しく見守っていました。

有賀セバスチャンは、アリエルのお父さんというより、「お兄さん」?
ちょっと小柄のイケメン☆カニさんで、ガニ股で立ち、足取りが軽く、小回りがきいてよく気がつくタイプ?痒いところに手が届く感じ。(笑)

ある方の感想で「大学生の家庭教師のよう」というのを読んで、納得~!
でも、叱るときには「父」のように低い厳しい声を出し、「兄」のような「友達」のような気持ちでアリエルに寄り添う・・・その両方が素敵だなと思いました。
有賀さんっていいお声をしているな・・・と改めて思いました。
(開演前の「本日はようこそ・・」のアナウンスから、声がイケメン

アリエルの変化は「髪型だ」というスカットルに
「バカだなぁ~足だよ」とさりげなく教える言い方が、とても優しくてキュン

王子様のハートを射止めるための「キッス」の練習が最高。(笑)
う~ん、(*´ε`*)チュッ」あれは有賀さんだからできる、許される、表現ね?

有賀さんの魅力がキラリと光っていました。

「リトルマーメイド」の中で、心から楽しみにしていた堀米聰さんのスカットルの感想をまず書きます。
私は学生の頃から堀米さんが大好きで、応援してきた歴史もあるので、感想にも気合いが入ると思われますのでご了承くださいませ。


「風速チェ~ック~♪」とフライングしながら現れた堀米さんのスカットルの第一印象は、元気いっぱいでテンションが高い!
そして見た目も、話し方も、なんだか博士っぽい!(笑)
目の周りのメイクも丁寧で、しっかり鳥に化けていらっしゃるけれど、優しい「目」の表情は堀米さんだなぁとしみじみ思いました。
ある演出家が「目だけはメイクできない。人となりが出る」と言われていたのを思い出しました。

普段の優しいお声を、渋みを利かせたダミ声風(鳥風?)にしています。
「カミスキー」の説明も、学会で発表する博士みたいだから、思わずだまされそうになります。(笑)
ひととおりデタラメの説明をして「ま~たね~!」と高く高くフライングして退場

私、しばし呆然。人間以外の役を観たのは初めてだし、不思議な鳥風のテンション。でもとってもイキイキされていて素敵!ハリーもこれ以上ないくらい嵌り役ですが、スカットルはまた違う意味でとってもお似合い。たぶん、他のどのスカットルとも違う味、独自のスパイスがたくさん利いていると感じてワクワクしました。

ハリーの時もそうでしたが、とても丁寧に全ての台詞と向かい合われているのが分かります。ひとつひとつに丁寧に気持ちを込められる方。

歩き方も鳥。立っているときに首をカクッカクッと動かすのがまた上手で。(笑)
ア゛~~!! とか、クエ~ッ!! とか、鳥の鳴き声もよくここまで研究されたな、と。(笑)

2幕の最初がスカットル一番の見せ場。(ドキドキ
声と引き換えに足をもらったアリエル。
「いつもとなんか違う・・・待ちたまえ、当ててみせる・・・」
カクカクッとアリエルの顔見て、足見て、顔見て、足見て・・・「分かった!髪型だ

「どうした?あきらめるのかい?君らしくないなぁ~
勇気を出して、できるって言い聞かせる。この私を見てご覧^^」

そして始まったマエムキニ♪
堀米スカットルが歌って踊り出したとたん、それまでの博士っぽい雰囲気から、一気に空気がふわふわ軽くなり、優しさでいっぱいに。
空気が軽いから、あ、やっぱり鳥の脳みそも軽いと分かります。(笑)
こういう優しさ&ふわふわ感が堀米さんの持ち味。

♪そんなことしてたら、あっという間にお婆ちゃん♪では、ヨロヨロ~

タップも軽やか。堀米さんは昔からとても踊れる方。ウエストサイドでバンバン踊っていらしたのを鮮明に覚えています。マンマ・ミーア!でもダンスはありましたが、もっともっとダンスも見たいと願っていたので、このタップの見せ場はとても嬉しくて、幸せで、大満足!!

あんなに自分で「マエムキニ」と言っておいて、最後、
「マメスギテ?マメマキニ?マメ・・・何だっけ??」
とワケが分からなくなるところが可愛くて好きなのですが、
荒川スカットルが「ちょっと忘れた風」にサラッと格好良く言っていたのに対して、
堀米スカットルは「マジで忘れた風」、焦りまくってテンパっている感じがツボでした。

アリエルが「地上」に憧れる気持ちは、自分が舞台に憧れながら、どう生きればいいのか探してきた気持ちと似ているような気がします。
スカットルは「海」「地上」を優しく繋ぐ役。
私にはそれが「現実(日常)」「理想」に繋いでくれているように見えました。

初めてTVで劇団四季に出逢ったときも、初めて生の舞台「ウエストサイド物語」を観たときも、学生時代に東京で生活を始めたときも、私はいつも堀米さんの舞台の優しさに元気づけられてきました。

♪キス・ザ・ガール♪の間、スカットルはずっと船の上をフワフワ飛んでいます。
あの歌の間のフライングはかなりキツイのではないかと思われますが、ずっと笑顔で飛びながら2人を見守るスカットルを観て、私もこうやってずっと励まされてきたのだと思ったら、込み上げてくるものがありました。

待ちに待った堀米さんのスカットルは、コミカルで、賢そうだけど脳みそもタップも軽やかで(笑)、フワフワとした優しさに溢れていました。
これからもカモメとして舞台でイキイキ生きられると思います。
こんなに楽しい役に、こんなに涙した自分にびっくり。
本当に、心から、ありがとう。


名古屋四季劇場で「リトルマーメイド」を観て来ました。
昨年末に家族4人で観て以来、2回目の観劇です。
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今回の観劇の大きな目的は・・・
・違うキャストでも観てみたい(特に堀米スカットル)
・2階席から観てみたい

前回は1階席前方サイド。名古屋四季劇場の2階席の素晴らしさを是非味わいたいと思いました。特にこの作品は海の中を描くので、上下を使った演出も多く、広い視野で海を満喫したい!と思いました。
(前回は前方サイドで表情はバッチリ見えたのですが、ハッピーエンドのキスが見えなかったと家族が口を揃えて言っていたし。(笑))

2階席のロビーにこのようなパネル金色の櫛を発見。
え~なになに「アリエル気分で写真を撮ろう!」
このパネルの前に立って、金色の櫛を持ったり、「髪スキー」として髪を梳かしたりして写真を撮れということね?
若い女性が友達同士で撮ったり、自撮りしたりしていましたが、私は1人観劇だったので、櫛とパネルのみ撮影。実は、ちょっとアリエルになってみたかった?(笑)
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さて、2階席から観るリトルマーメイドは、想像以上に大正解
舞台がとても近く、段差も大きいので前の席の方も気にならず、素晴らしいロケーションでした。
やはり1階席とは違う魅力があります。

1階席と2階席、両方から観てなんぼ!
そして色々なキャストの方を見比べてなんぼ!
・・・ということで、キャストの感想は別に書きます。


「ノートルダムの鐘」京都公演の優先予約初日~♪
今日は回線が混雑するだろうと思い、チケットぴあ直売店の窓口へ行きました。
発売30分前に到着すると「5番めです」と記入用紙を渡してもらいました。
希望日を記入して待ち、10時きっかりに1番目の人から呼ばれ・・・

ぴあの直売店は、サクッと繋がるので1人1分くらいで次々とチケットが取れていきます。家からのネットや電話とは全然違い、夢のようにサクサク・・・

四季の会員カードアルプを握りしめて並んでいたら、私の前の方も同じものを持って並ばれていました。(同志よ!)
10時5分過ぎに私の番になり、希望日のチケットが取れました。
D列センターという素晴らしい席・・・後でアルプで確認したら、京都劇場はC列まで席が取っ払われて舞台がせり出すことが判明
最前列かぁ~!! ヽ(゚□゚;)ノ!!

チケットが取れたらいいなぁ~と思っていたら、こんな良い席をいただけるとは。
近すぎるのでは??と贅沢な心配・・・

私は京都劇場は1回しか行ったことがありません。
ジーザスを観たのですが、その時も最前列でした。
ジーザスの群衆美を味わうには、ちょっと近すぎましたが、それもいい思い出。
(スンラさんのユダが心に残りました。)

私のノートルダムのチケット争奪参戦は、僅か5分ちょっとで終了。
えっとぉ~帰っていいのかな?
・・・と早すぎる闘いに戸惑いつつ、駐車場まで歩き始めたのですが、こんなにサクッと良い席が取れるなら、もっと取りたい・・・という衝動がムクムク沸いてきました。

私が行くのは8月半ば。きっと9月の千秋楽ではキャストが違っているでしょう。
絶対違うキャストでも観たくなる!!・・・と思い、くるっと向きを変えて、再びチケット売り場へ。
もう一度記入して、9月の終わり、千秋楽直前の日曜を押さえました。
たぶん、この日は千秋楽と同じキャストでしょう。

・・・これを「衝動買い」と言います。(笑)

こんなに待っていたので2回くらいは観ないと!
9月の予定なんてまだよく分かりませんが、最優先させて楽しみたいと思います。

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