「ライオンキング」の実写映画を見てきました。(実写というか、オールCGなんですよね)

ライオンキングのストーリーは分かっていても、ミュージカルファンとしては映画館で見ないわけにはいきません。ミュージカルが次々と実写化されているので、忙しい!!・・・と嬉しい悲鳴。

さて、「字幕」か「吹き替え」か・・・という問題ですが、迷わず「字幕」を選びました。アラジンも本当は「字幕」でも見たかったのですが、「吹き替え」しか見られず。(心残り
(お子さんが多いからか、田舎の映画館は圧倒的に「吹き替え」上映が多いのです)

観劇歴が長い私ですが、実はっ!!「ライオンキング」は2回しか観ていません
(東京で20年、通算1万回も上演されていることを思うと、ミュージカルファンとしては少なすぎ?ストーリーが単純だと思うのが原因か?)
しかし、次は名古屋四季劇場でライオンキングなので、そこで観劇回数が増える予感はします。

ライオンキングの映画(アニメ)は、アニメだからこその良さがありました。
特にスカーなどの悪役も、アイシャドウを入れたりして味を出すことができます。
それが実写版ではこんな感じ↓
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さらに劇団四季では、これが芸術の域まで高まった作品に。マスクも前に出たりして自在に動きます。
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私が一番違いを感じたのは、イボイノシシのプンバァ。アニメでは、まるまるした雰囲気でしたが・・・
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リアルでしょ?(笑)

プンバァが想像以上に年を取っている雰囲気で、皺も入り、毛並みも剥げた感じなので驚きました。(愛すべき性格は同じでしたが)
ティモンは小さくて、プンバァの背中に乗る感じ。(劇団四季では横に並ぶw)

こういうキャラクターの比較は新鮮でしたが、アニメと実写を比べると「デフォルメ」したり「個性を出せる」ことにおいてアニメの勝ち!という気がしました。
実写では、ライオンの親子が似ていてどちらか分かりにくい・・・という難点も。

実写で良かったのは、シンバの赤ちゃん時代~子供時代の可愛らしさ
シンバを抱き上げてお披露目するシーンでは、そのリアルな可愛らしさに「生命」を感じてキュンとなりました。
(劇団四季では、ここはライオンの人形なので)

リアルな動物が喋る・・・というだけで違和感があるのは容易に想像できましたが、私は英語で見たので、そこまで気になりませんでした。ただ、これが日本語だったら・・・また違った感想だったと思います。
「子供にも分かりやすい英語」が使われていたので、私にも分かりやすかったです(笑)

でもこの作品は熱烈なファンがたくさんいるので、そういう方にとっては、同じストーリーを「リアル」を追求して実写化しただけ・・・に見えてしまう恐れがある・・・と思いました。

この作品をあまり知らない方は、純粋に楽しめる・・・かもしれません。
私が見た回は、映画館に外国の団体さんがいて、動物の動きに声を出して驚いたり、リアクションが大きかったです。きっと初めてだったのでしょう。

私は、四季版をリピート観劇していないこともあり、久しぶりのライオンキング(実写&英語)を素直に楽しめました。
音楽は、もともと生命力が漲る感じが好きなのですが、さらに映画では新しく挿入された曲なども良かったです。
サントラCDを買ってそれを流しながら、この記事を書きました♪



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