先日、職場の送別会があり、離任される先生方をお見送りしました。
私は毎年のように見送られている立場ですが、今年は見送る立場になりました。
忘年会などでは、遅れて駆けつける先生が多かったりしますが、この日は
開始時間には全員着席し、離任される先生方はスーツなど正装され、胸に花をつけて
「卒業式」のような厳粛な雰囲気でした。


送別会のプログラム表紙にも「卒業証書授与式~成人の部~」と書かれ、
[式次第]として
卒業生(離任される先生)の紹介 送辞(感謝状) 答辞・・・
と書いてありました。
(私も着任したとき「新入生入場!」と言われたっけ・・・)

田舎の小規模校なので、先生の数も少なく結束も強かったと思います。
どこの中学でもそうなのですが、それぞれ一番かかわりの深かった先生が「感謝状」を読み上げます。それがとてもきめ細やかで、送る側の先生の感謝がつまっていて、とても惜しまれているのが伝わりました。
(私もこれまで離任する度に、一緒に働いた先生からいただきました。とても嬉しくて大切にしています。)

お一人お一人の涙のご挨拶を聞きながら、どんなに愛情込めて毎日を送られてきたかが伝わりました。
苦労が大きい分、感動も大きい仕事だと改めて思いました。
私は授業だけの講師なので、こういう場はとても勉強になります。

素敵な先生方が抜けてしまうのがとても寂しいです。
でもまた新しい先生方が着任されるので、楽しみにしたいと思います。
自分ができることは僅かですが、来年度もできることを精一杯頑張るのみです。