2年間勤務した中学校を本日離任いたしました。
私は年単位で職場を変わることが多いのですが、心を込めて接した生徒たちとお別れするのは、いつも大変辛いです。
田舎の小さい中学校で、とても暖かい職場でした。
ご活躍だった大事な先生方が、今年度末に ごっそり抜けられてしまいます。
生徒たちも動揺を隠せない様子でしたが、寒い体育館で、じっと各先生の最後の挨拶に聞き入っていました。
私も自分のこれまで歩んだ道を話し、これからまた新しい職場へ一人で入ることを伝えました。「皆さんも岐路に立たされて、迷ったら・・・やってみてほしい」というメッセージを送りました。
挨拶が終わり、花束をいただき、皆で歌を歌ってから、全校生徒が花道を作って送り出してくれました。
4月から、私は私立高校で働きます。
私にとって恐らく、人生ラストの大ジャンプです。
不安もありますが、新しい出会いを信じて、またゼロから精一杯頑張ります。
コメント
コメント一覧 (2)
先生という職業は、本当に大変な職業だと思います。
その中で、花道を作ってハイタッチをしてくれたことはサチコさんと出会えて、本当に良かったと思ってくれた証ですね。
勉強を教わるのはもちろん、合間に話してくれたこと、声をかけてくれたこと、些細なことが心に残っているものです。
中学の体育の先生に、「あなたは一人っ子だからお友達をたくさん作りなさい」と言われたこと。
大学のゼミの先生に有名ブラントではないスーツのタグを見せて「このタグがあるかないか、それだけで倍の値段が変わるんだ。世の中ってこういうものなんだよ。」と教えてもらったこと。
勉強より大事なことがたくさんありますものね。
サチコさんの教え子さんたちの未来が素晴らしいものでありますように。
そして、新しい職場でも、素敵な出会いがありますように<img src="https://s.yimg.jp/images/socialproducts/blog/img2/emoji/036.png">
フクロウ
がしました
嬉しいお言葉をありがとうございます。
良い先生と巡り会えるということは、財産になると思います。
多感な年頃の生徒と接するのは難しいですが、不器用なりにも
気持ちを込めて接すれば、伝わるものはあると思っています。
ほんの少しでも私が話した内容を記憶してくれていたら、とても嬉しいと思います。
4月からまた新たな環境で不安も大きいですが、また挑戦です。
ドッキドキですが。<img src="https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_a803.gif">
フクロウ
がしました