初めて「正倉院展」に行ってきました。
昔から正倉院展というのは憧れで・・・行ってみたいと思いつつ、ついつい劇場のほうへ出掛けてしまい・・・
そんな私ですが、ゴールデンウィークにも奈良国立博物館に行ったので、足を運んだのは今年２度目です。これまでそんなに足繁く通っていないのに、どうして急に通い出したかというと・・・
娘が奈良で１人暮らしをしているから！
今回の目的のひとつは・・・冬服＆布団＆毛布＆こたつ布団＆電気ストーブなどを届けること・・・だったのですが（←奈良は盆地で寒い）、せっかく奈良まで行くのだから、正倉院展に合わせたのでした。
娘の下宿は平均的な広さだと思うのですが、季節ごとに服などを送ったり送り返したりしています。
冬用のものってかさばるので宅急便で送ったりしたら、何箱になるか分からない！
うちの場合は２時間で行けるので持っていけるのですが、遠くに住んでいる方はどのようにされているのか、ちょっと聞いてみたいです。
平日の午後に訪れたのですが、やはり駐車場はどこも満車。
娘の下宿は東大寺まで自転車で行けるくらいの距離なのですが、下宿先に車を置かせてもらい、国立博物館までテクテク歩くことにしました。
奈良は鹿がいるから歩いていても楽しいですね。おっと角を切られたばかりの鹿さんに遭遇。ちょっと痛々しいですが、角を切るときは痛くないようです。（そりゃそうだ）
鹿の角切りって見学できるそうですね。
何人かで鹿を追い詰めて捕まえて押さえつけて、ギコギコギコ・・・と切り落とし・・・あっという間にポロッと切れて・・・観客は大拍手！！一度行ってみたいものです。
歩くこと２５分。博物館に到着し・・・かなり並ぶのだろうと覚悟していたら、当日券もすんなり買えて、すぐ入場できました。ただし、中に入ってからスゴイ人！
台湾の故宮博物館の混雑を思い出しました。驚いたのは、小さい望遠鏡のようなもので陳列された宝物を覗いている方が何人かいたこと！
正倉院のものはとても繊細で、小さいところに凝ったデザインが施されているものが多いので、これはいいアイデアですね。
いつもミュージカルを双眼鏡で観ている私ですが、思いつきませんでした。（笑）
ちょうどボランティアによる説明があったので、夫と聞くことにしました。
こちらも満席になり次第会場が閉められていたので、ちょうど入れてラッキーでした。
約３０分、スライドを見ながら説明を聞き・・・途中こっくりこっくりしている方もいましたが・・・
何も知識がない、学生時代に社会の授業で習ったくらいの状態だったので、ちょっと賢くなって見学。
昔生きた方の繊細なデザイン、美しい文字などに感動しました。
これらは絵葉書↓ ポスターにもなっている
琵琶
は、とても美しいものでした。
琵琶
は、とても美しいものでした。赤いのは
象牙の物差し
もあり、館内にその音色が響いていました。
象牙の物差し
もあり、館内にその音色が響いていました。
↑これらはお土産です。この目録の模様は琵琶の模様です。
右側の丸い形のものは、鏡の模様。なんと美しい
コメント
コメント一覧 (4)
奈良はちょっと交通の便もよくないですしね…。
お写真の琵琶は、紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)ですね。
正倉院展は、毎年メインの宝物が替わるそうなので、毎年行く方も
多いそうです。楽しまれたようで何よりです(^^)
フクロウ
が
しました
私はよく近鉄を利用しているので奈良には電車でも行きやすいのですが、乗り換える必要はありますね。
琵琶の名称、よくご存じですね。ルイ・ヴィトン柄のルーツはここか？と言われているとか？
何千もある宝物の中で毎年約７０点しか公開されないので、毎年通っても楽しそうですね。（毎年通っている友人もいます）
フクロウ
が
しました
博物館とか展覧会は私の暮らしに欠けていて
こうした記事を読むと新鮮な刺激を受けます。
私も一人暮らしですが実家と同じ市内なので
父と一緒に共通の趣味である特撮作品などを
楽しむ時間も確保しながら行き来しています。
フクロウ
が
しました
私は博物館や記念館などは機会があれば覗いたりするのですが、正倉院展のような大きなイベントには久しぶりに参加しました。
お父様と共通の趣味があるとは素敵ですね。
都内にお住まいなら、劇場も美術館も・・・充実していて羨ましいです。
フクロウ
が
しました