前回は、初めてお会いした佐野ファントムばかり目で追ってしまいましたが・・・
今回、鈴木涼太さんのラウルが前よりずっと格好良く見えました!

ラウルとファントムは、光と影日の当たる現実と、闇の虚構の関係。
両方に惹かれて揺れ動くクリスティーヌ。
「私がクリスティーヌだったら、絶対佐野ファントムと一緒にいるのにな~」と思った前回の公演。(笑)
でも今回、涼太さんは声も出ていて、頼れる好青年のラウルだったので、やはりクリスティーヌが最終的に
ラウルと共に生きるのも理解できました。

ラウルは現実世界を地に足つけて歩いていますからね。しっかりと全力でクリスティーヌを守ろうとしているので、
信じていいと思えました。
でないと、あんなに切ない佐野ファントムをひとりぼっちにしてしまうのが許せなくなります。(笑)

そう、この作品は三角関係、愛のトライアングルを描いているわけですから、クリスティーヌ、ファントム、ラウルの
三人が演じきって、そこに本物の感動が生まれるのだと思います。

涼太さんは、名古屋公演でラウルを長く演じられていますが、何度も演じてこそ滲み出る力といか
オーラが感じられました。
素敵なラウルだったと思います^^