今期のドラマで最も注目を集めたのは、JIN。
そして最終回は25.3パーセントという高視聴率。私も主人も娘も見ていました。

で・・・・
「えっ?これで終わり?」

最後、頭を打った仁先生が現代に戻ることもなく「えっ?」と言って終わったことに、世間も戸惑っている様子・・・

「これは、続編に続くということ?」と主人。
TBSによると、その計画はないとか。

包帯ぐるぐる巻き男は何者?
消えた写真はどうなった?
胎児の形の腫瘍は何を意味していた?

これらタイムスリップの謎が解き明かされないまま、人気ドラマは幕を閉じました。なんで??

良い縁談話を断って、命懸けで野風の手術を守った咲(綾瀬はるか)は、格好良かった!
自分の足で誇り高く歩き出した野風(中谷美紀)も、さすがと言える演技力で素晴らしかった!

で、最後が「え?」じゃないでしょ~
確かに原作はまだ連載中ですが、ドラマはドラマとして完結させてほしかったです。

江戸時代の咲と現代の美来。
共に仁先生を慕っている訳ですが、この三角関係だけに注目してもスッキリしません。

仁先生が現代に戻るのであれば、咲には別の人と結婚して幸せになってもらう必要がある。
でも、話の流れからそうは描けない。
こんな命懸けで戻った咲を、一人残しては戻れない。
だから、最後まで仁先生は戻らない。
でも未来は、元気になったことにしておこう・・・と一瞬の授業風景。。。

仁先生の優しい人柄が、時に残酷ですよね。
仁先生は、咲の気持ちを知っていて、「あまり困らせないでくださいよ」と、まだそばに置いている・・・

咲を嫁にする気がないのなら、二度と会うな~~~~

と思いましたね。。。(汗)

こちらが中途半端だから、現代に戻れないんですよね。

自信をなくしていた仁が江戸で過ごして、医療への情熱に目覚め、咲にはきっぱりと考えを話して別の人と
幸せになってもらい、戻って未来と幸せになる・・・・ハッピーエンドなら、そうするしかないのかな~

私もイチオシの人気ドラマだっただけに、残念な煮え切らない終わり方でした。

つけたし!
批判めいたことを書きましたが、この作品は謎解きがされなかったことを除けばやはり素晴らしかった!
特にそれぞれの出演者の演技が表彰ものだったと思います。

内野聖陽さん・・・こんな素敵なあったかい龍馬をやってしまって、福山雅治さんはプレッシャーだろうな。(笑)
中谷美紀さん・・・貫禄のある花魁の悲しみも、この人が演じると心に迫りました。拍手!
綾瀬はるかさん・・・この方の持つ癒し系の雰囲気と、武士の娘としての毅然とした態度、両方が良かった!
武田鉄矢さん・・・うまいっ!仁の秘密を冥土に持っていくというシーンは泣けた!
大沢たかおさん・・・お疲れ様でした。大沢さんのために書かれたと思うくらい嵌り役でした。

TBSさん、いっそのこと続編も作ってみては?