久しぶりに映画を見てきました。

映画に行けるのは、平日に仕事が休みの日だけ。
ずっと卒業式や入学式など行事続きだったので、本当に映画館へ行くこと自体が久しぶり~

選んだ作品は、スラムドッグ ミリオネア
アカデミー賞8部門受賞というので、どれどれ・・・と鑑賞しました。

これは、インド映画なのですね。
何というか・・・インドってこうなの?という衝撃が大きい作品です。
こんなに治安が悪いの? 衛生面でも、日本では考えられない状態。
そんな中でのサバイバル。

スラムの雰囲気を出すために、ほとんど無名のインドの役者さんを揃えて、独特の世界を表現しています。

椅子に座ってクイズに答えるだけで、一夜にして大金持ちになれる、夢の番組「クイズ ミリオネア」。
どんなにそれが憧れなのか。日本人が「金持ちになれたらいいな~」と漠然と考えるのとはワケが違います。

まさに地獄からの一筋の光なのですね。

なぜこの映画が評価されたかというと、そんなエネルギーが随所に感じられるからではないでしょうか。
漠然と満たされて生きている、恵まれた国ではこんな映画は生まれないかもしれません。

ストーリー自体は、ちょっと出来過ぎていると感じるところも、無理を感じるところもありました。
R12指定になっており、ちょっと残酷なシーンもあるし、見て癒される映画とは異なります。

この映画で良かったのは・・・インド独自の音楽!!


全編を通して散りばめられているそれぞれの音楽には、大変魅了されました。サントラを是非買いたいです。
ちょっとネタバレしますが、エンディングでいきなり全員でヨサコイのように?踊り出します。
私も話には聞いていたのですが、ここは笑えました。


インド独自の音楽と、地獄のような生活から這い上がろうとするパワーが評価された作品だと思いました。


最後に。「クイズ ミリオネア」って、みのもんたさんの番組と、ほとんど同じなのですね。
番組中の音楽まで全く同じ。これは世界共通の番組だったのですね。
みのさん独特の「長~~~い溜め」はありませんが。(笑)