今日は荒川サムについて書きます。
私はこれまで(というほど回数を観ていないのですが)サムは全て渡辺正さんでした。
そのせいか、私はサムというのは、不器用で頑固な人だと思っていました。(苦笑)
渡辺サムさんは、あまり表情を変えないし台詞の言い方も固いので、サムってこんなヤツ(汗)なのかと。

ところが!
先日観た荒川サムさんは、全くイメージが違いました。

ドナと最初顔を合わすときの挨拶の仕方から全然違います。
渡辺サムさんは、敬礼するようにビシッと「ハイ!」という挨拶なのに、
荒川サムさんは、ソフトに優しく「はぁい」とハートマークを付けたくなるような挨拶。
この違いがいきなりツボで、笑ってしまいました。

荒川サムはよく動きますね。
フットワーク軽そう。
自分が走り書きした設計図通りドナが建てたというホテルをしげしげ見て回る所から、歩数が多い。(笑)

そして気遣いの人ですね。
五東ドナが想像以上にド~ンとした貫禄があったからか、荒川サムさんはドナを怖がって顔色を見ています。
渡辺サムさんがドナの顔色なんて関係ない感じだったので、これは大きな違いだと思います。

荒川サムを観て初めて、サムはサムで事情があり、悩んできたのだな・・・と感じることができました。
繊細な荒川サム、素敵でした。


芝さんのサムを観てみたいです。
芝さんのSOSを聴いてみたいと思うのですが、名古屋には来てくれなかったのが残念です。

本来、サムってどういう設定なんでしょう???

演じる人によって、こんなに違っていいのでしょうか?

と素朴な疑問を感じてしまいました。

ともあれ、名古屋の千秋楽間際に悲願の荒川サムさんにお会いできたことは幸せでした。