ジーザス(ジャポネ版)全国公演を家族で観てから、娘の感想と娘の歌(笑)を紹介しましたが、
私の感想を書いていませんでした。

今回、私一人がS席で観る料金で、C席にすれば家族で観られるじゃないか!という理由で、ぐ~~んと
後ろから観劇しました。
1800人も入る地元ホール。3階席に初めて座りました。怖いくらいの急傾斜!
舞台の傾斜具合より、こっちのほうが傾いています。(笑)

前回京都劇場の最前列で観たのと同じ舞台とは思えないほど、景色が違いました。
ジーザスは群衆美を楽しむ作品ですから、2階席や3階席で観るのもいいものです。

今回3階席で観て、白子さんたちの動きがよく分かりました。
こうして舞台を支える縁の下の力持ち。陰の努力が見えると、また感動が増します。
隣に娘がいましたが、事前にもう充分解説してあるので、舞台に集中することができました。

私は何度も書いていますが、ジーザスの音楽が大好きです。
オーバーチュアを聴いただけで、脳内のドーパミンが大量放出される感じ?(笑)
20年前からこれは変わりません。
ジャポネ版は、和楽器が使われているので、音楽自体はエルサレム版より好みです。


ジーザスは、20年前は山口祐一郎さん、その後柳瀬大輔さんに見事に引き継がれ、両者とも素晴らしく、
忘れられないものとなっています。



さて、今回初めてお目にかかった金田ジーザス
金森ユダ、金本カヤパ・・・韓国出身の役者さん揃いの舞台でもありました。

金田ジーザスは背が高いですね。顔立ちも非常にハッキリしており、3階席からでもよく分かります。
ただ・・・まだ演技が堅いですね。一本気なジーザスという気がしました。

ジーザスというのは、悩んだり、癒したり、許したり、もっと色々な表情を見せてほしいと思いました。
これから何度も演じられながら、深めていかれるといいと思います。


高木マリアは、とても歌がうまいですね。こんなに歌のうまいマリアには、あまり出会ったことがありません。


金森ユダ。スンラさんは、京都でも拝見し、優しく甘い歌声のスンラさんが、激しいユダを演じられていることに心打たれました。
声質は芝さんよりずっと高めなので、若いユダという印象が強いです。
若さ故に、このようになったと理解する・・・そんなユダです。

ただ、京都より少しセーブして歌われている気がしました。3階席で観たせいかもしれません。
主人がスンラさんの歌い方を聴いて、ノドを心配していました。
末永く舞台に立ち続けていただくため、ノドを大切にしていただきたいと感じました。。。



何度も観て、歌もほとんど暗記しているこの作品ではありますが、今回この舞台を観て胸を締め付けられるような思いになりました。

群衆というのは、今も昔も愚かな噂などに翻弄されてしまうものです。
色々と辛いニュースが多い現在、このような歴史から学び、同じような過ちを繰り返さないように
していかないといけないことを感じました。
ジーザスを観ながら、このようなことをこれほど強く感じたのは、初めてです。

美しい群衆美、ALWの音楽に酔いしれるだけでなく、強いメッセージを受け取りました。
それだけ私が大人になった?ということでしょうか??

名古屋ミュージカル劇場でジーザスの講演が決定したようで、嬉しく思います。
色々と考えさせられる作品です。
これからも、見続けていきたいと思いました。

今年の観劇納めのレポを終わります。

12月23日 三重県総合文化センター 大ホール