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悲願の保坂ドナを観に、大阪まで行ってきました。
皆さんありがとうございました。行って良かったです!とても心が満たされました。

いつも公演に行くときは、自分で決めて、ただチケットを取るというだけだったのですが
今回は、保坂さんのこともあったし、皆さんの温かい声があって
短期間で予定を空けて、決行できたことをとても感謝しています。

ちょうど昨日、大阪マンマの後保坂さんが休団されると知ったということもあって、
既に感情が高ぶっていた私。卒業式の時のような厳粛な気持ちでいました。
無事劇場に着いて客席に座り、オーバーチュアが流れただけで、もう・・・(T_T)

私の観劇ライフ20年の中で、いつも保坂さんが存在していました。
自分が物事を前向きに考えられるようになれたり、落ち込んでも立ち直っていく力をもらったり・・・。
簡単に語れないほど、たくさんの思い出があります。

観劇歴も長くなると、どの作品もほとんど歌詞を覚えていたりするので、観劇するときも
前の公演とどう変わったか・・・など冷静な視点で観ることが多かったのですが、
今日は違いました。こんなに感情的に観たことってあったかしら・・・というくらい涙が出ました。

マンマ・ミーアは元気一杯のコメディタッチの作品。
ところが、前回観たときもそうでしたが、私はとても泣けてしまうのでした。

話自体が、女手ひとつで娘を育ててきたドナが、娘ソフィをお嫁に出すという設定。
うちの娘はまだ小さいのですが、娘を女手ひとつで育てるのがどんなに大変か、
どんなに誰かに支えてもらいたかったか・・・など実感として分かります。

保坂ドナは、本当に生活に疲れていて、誰かに頼りたい気持ちをぐっとこらえて懸命にソフィを
育ててきたというのがとても自然に感じられます。
そして、キュート!
昔のままのドナだ!!と父親候補の3人が心から叫ぶのも保坂ドナが魅力的だからこそ。

青山さんと森さんも何て素敵な女友達!!
「チキチータ、どうしたの?」と声をかけてくれる辺りから、ぐぐっと来てしまいます。
持つべきものは友達。
青山弥生さんは、何回ロージーを演じられたのでしょう?
青山さん以外のロージーって???というくらいの続投&続投。凄いことです。
森さんにも泣かされました。何だか温かくて・・・

こういう友情に支えられ、そして本当に欲しかった愛情に満たされて
数日間で21年にも渡る心の隙間を埋めてもらったドナ。

保坂ドナが満たされるのと同じように、私も涙してスッキリした気持ちになりました。
この気持ちを忘れずにいたいと思います。

また落ち着いたら、もう少しキャストの感想なども書きますね。
明日はエビータ。2日続けての観劇なんて、最近ではものすご~~~く珍しいです。
幸せな2日間。
頭をアルゼンチン大統領夫人にすぐ切り替えられるでしょうか??(爆)